こまるの日記

街レポ、日々の気づき

行き詰まったときに読むべき2つ

自分がしんどいなぁと思ってる時に、精神的に落ち着くために2つの言葉、人を思い出すようにしてる。

 

1つめは、

 

リチャード・バック『イリュージョン』の中に出てくる一説。

 

自由が欲しい時は、他人に頼んじゃいけないんだよ。君が自由だと思えばもう君は自由なんだ。それのなにが難しいんだい?

 

仕事でもプライベートでもなんでも行き詰まったときって、がんじがらめになっちゃってどこにも行けない気がするんだけど、ふと目線を変えると自由って、自分が自由だと思うかどうか。辛い状況に無理にわざわざ立ち向かう必要ってあるのかなって。そこで傷ついてる時間は、有限な人生にとってムダじゃないかな。

 

というわけで、1つめは“逃げる”っていう選択肢を思い出させてくれる。

 

2つめは、

 

見城徹『編集者という病い』の一説。

 

もう夜なんて眠れない。毎日ですよ。考えると怖くなってきて、涙がボロボロ出てきて止まらない日がある。悪い方、悪い方に考える。女性や酒にいこうとしても、自分が埋められない。もうこれ以上できないという努力をして、仕組みも全部作った。後は運を天に任せるだけと思っていても、やはり臆病だから不安なんだよね。だからいつも心を凶暴にしておくんです。

 

これは伝説の編集者・見城徹さんの本。見城徹さんは幻冬社の社長で、出版業界の中で数々の挑戦をして結果を残してる人。

 

新しく出ていく者が無謀をしないで、何が変わるか

 

これは、幻冬社が文庫業界に参入する際のキャッチフレーズ。今までの常識を覆すような無謀な挑戦をし、見事成功した。

 

つまりこんなに勇敢な人でさえ、夜も眠れないくらい戦っているんだなぁと。その秘訣として、心を凶暴にしておくのが重要と。さっきの“逃げる”とは正反対な“戦う”姿勢を思い出させてくれる。

 

僕は何かに行き詰まったときに、この2つを思い出して、また立ち上がっていく。